家を持とうと思った時に、建売住宅がいいか、注文住宅がいいか、どちらがいいか迷われる方は多いと思います。
今回は宅建士より、建売住宅と注文住宅、それぞれのメリット・デメリットについてご説明します。
建売住宅と注文住宅、それぞれのメリット・デメリット
ポイントは4つです。
一つ目は価格、二つ目は間取り、三つ目が設備、四つ目が資金の流れ。
この4つのポイントについてご説明していきたいと思います。
価格面のメリット・デメリット
価格面では、どのようなメリット・デメリットがあるでしょうか。
一つ目の価格面について、建売住宅の場合はもう価格が決まっていますよね。
注文住宅の場合ですと、ご希望の仕様などを入れたりしますので、予算が膨らまないかどうかの注意が必要になってきます。
一生に一度のお買い物なので、色々とオプションを付けていきたくなる方が多いと思います。
これは二番目の間取りにも関わりが出てきます。
間取りのメリット・デメリット
間取りについては、予算に合わせて大きさの注意が必要になってきます。
フリープラン、注文の場合は、設計士さんや営業担当者のセンスにも関わりが出てくると思います。
あとは完成後に、お客様と施工会社の間でイメージギャップが出てきたりすることがあります。
イメージギャップというのは、例えば、屋根の勾配とかですね。
窓の大きさ、そういうところにイメージギャップが発生する場合があります。
完成後に、お客様のイメージ通りに出来上がっていなかったということで、施工のやり直しがある場合があります。
設備のメリット・デメリット
三番目の設備に関しては、建売住宅の場合はもうすでに設備関係がついてますので、それを確認していただければOKです。
注文住宅の場合は、先ほど申し上げた価格にも関係してきます。
どうしても「あれをつけたい」「これがつけたい!」と思ってしまうことも多いかと思いますので、予算に注意しながら進めていかなければならないです。
資金の流れのメリット・デメリット
では最後に四つ目の資金の流れについてです。
建売住宅の場合は、手付金を払って、残りのお金を住宅ローンを組んで、有資金でお支払いして住んでから返済が始まります。
ですから、今住んでいる家賃と返済がかぶったりはしません。
注文の場合の資金の流れは、土地の名義を、自分のものにしてから出ないと着工できません。
金融機関にもよりますが、土地建物の総額の住宅ローンの申し込みをして建築の許可が下りると、総額全部お金が下りてきます。
そのうちの土地代金を支払って、土地を自分の名義にしてから着工する。
これが順番になってきます。
そうなると返済は土地の名義を自分にした時、その翌月から返済が始まってしまいます。
ですから、お家が完成するまで6ヶ月から8ヶ月間の間は、家賃と返済がかぶってきます。
その分の予算もしっかり組んでおきたいところです。
今回は建売住宅と注文住宅のメリットとデメリットについてお伝えしました✨
建売住宅と注文住宅、それぞれの購入メリット・デメリットのイメージがついたのではないでしょうか?
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